台風6号への備えについて、防災に詳しいNPOみんなのくらしターミナルの初鹿野 聡 代表に聞きました。

(1)最も大事なポイント「避難は早めに」

県内が暴風域に入るのはあす夜と予想されていますが、雨が激しくなると土砂災害や土石流が発生するおそれがあり、暗い中、外を移動するのはたいへん危険です。あすの明るい時間のうちに安全な場所に避難しましょう。

また、初鹿野さんは避難所が開設される前でも友人や親戚の家などより安全が確保できる場所に「あらかじめ避難」することを考えてほしいとしています。

(2)「水の確保」

断水などに備えてお風呂に水をためておきましょう。
トイレを流したり、手や食器を洗ったりするための生活用水を確保しましょう。

(3)「停電への備え」

充電タイプの電灯や携帯電話、モバイルバッテリーなど、今のうちに充電しておきましょう。
夜に停電した場合、火を使うロウソクではなく、電灯を使うほうが安全です。

(4)「熱中症対策」

水をペットボトルに入れて凍らせておくと、体を冷やすことができるほか、そのまま水分をとることができます。

ぜひ参考にしていただいて、あらかじめの備えをお願いします。