
7日、阪神甲子園球場で行われた、夏の高校野球=第105回全国高等学校野球選手権記念大会の1回戦で、春夏通じて初出場の高知中央が、愛媛・川之江との“隣県対決”を制し、甲子園“初勝利”で2回戦に進出しました。
高知中央は2回ウラ、2アウト、ランナー2・3塁のチャンスで、台湾からの留学生=1番・謝喬恩(シャ・チャオエン)がレフトへタイムリーを放ち、1対0と先制します。

直後の3回表に押し出しのフォアボールで1対1の同点とされますが、3回ウラ、満塁のチャンスで7番・堅田が押し出しのフォアボールを選び2対1と勝ち越します。その後は打線がつながり、9番・辻、1番・謝、2番・鳴川の3連続タイムリーなどで一挙6得点。7対1とし、この回一気に川之江を突き放します。
7回表に川之江に3点を奪われ点差を縮められますが、高知中央はその後も追加点を奪い、リードを守り切って9対4で勝利。“隣県対決”を制し、学校創立60年目、創部55年目で、春夏通じて初めての甲子園の舞台で”初勝利”を挙げました。
高知中央は、13日(日)の2回戦で、7日第2試合の履正社(大阪) 対 鳥取商業の勝者と対戦します。