警察の仕事の理解を深めてもらおうと高知県警察学校で実際の訓練などを見学するオープンキャンパスが開かれました。

オープンキャンパスは2017年から定期的に開かれていて、4日は高校生と大学生、およそ100人が参加しました。

県警によりますと、全国的に採用試験の受験者数が減ってきていて、このオープンキャンパスは警察の仕事への理解を深めてもらおうという狙いがあります。

参加者は、機動隊がロープを渡って救助する姿を見学したり、本物の手錠に触れ、警察という職業を実感したりしていました。

「ドラマで見るよりリアル」

参加者の中には自身がどのような警察官になりたいか、具体的に想像できた人もいました。

(高校生)
「要救助者を守っていくために体力づくりや勉強して知識を蓄えたいと思った」

(県警 組織基盤強化センター警務課 大崎大平 課長補佐)
「将来の仕事の選択肢の一つとして少しでも多くの方に警察官の仕事を考えていただけたら。一人でも多くの方の安全安心を守るために警察官を目指していただけたら」

県警は今後も、実際に警察官と交流できる機会を設け、受験者数の増加につなげたい考えです。