高知県室戸市の小学校の男性教諭が児童の前で怒鳴りながら机やロッカーを蹴るなど、不適切な指導をしていたことがわかりました。

室戸市教育委員会によりますと室戸小学校に勤務する30代の男性教諭は、7月7日の放課後、3年生の児童7人に、プリントなどの直しを指示し、一度教室を離れました。およそ1時間後に教室に戻り直しが終わっていないのを知ると、「終わらせないかんやろ」と怒鳴りながら教卓や机などを次々と蹴り、児童のあごをつまみ上げたということです。7月26日に、市の教育委員会が事態を初めて把握。学校はその段階まで、報告をしていなかったということです。

百田貴昌教育長は「事態を重く受け止め、今後こういうことがないように指導に努める」とコメントしています。