仙台市中央卸売市場で、夏休み中の子どもたちを対象にした見学会が4日、開かれました。子どもたちは、鮮魚の競りの模擬体験などを通して、どのようにして魚が食卓に並ぶか学びました。

4年ぶりに仙台市中央卸売市場で開かれた見学会には、県内の小学生と保護者合わせて38人が参加しました。

子どもたちは、大きな声と指を使って、水揚げされた魚を取り引きする競りを模擬体験しました。この見学会は、卸売業者などでつくる団体が市場の役割を知ってもらうおうと、企画しました。このあと、室温0度に保たれた鮮魚保管庫など普段は立ち入ることのできない施設を見て回りました。

参加した児童:
「(競りを体験して)こうやって買ってるんだなって分かった」
「どんなふうに私の口に運ばれてくるのかずっと前から気になってたのでおもしろかったし、すべてに興味を持ちました」

子どもたちはどのようにして魚が食卓に並ぶか学んでいました。この見学会は、あすも開かれます。