外務省では、いわゆる“キャリア外交官”の枠で、中途採用を行うことになりました。人事制度の“アップデート”は霞が関でも待ったなしです。
記者
「きょうは外務省がこのように開放され、子どもたちが外交の仕事や、世界に触れる一日となっています」
きのう、きょうと行われた「こども霞が関見学デー」。夏休み中の小学生、中学生が外務省を訪れ、現役の職員から外交の仕事について学びました。
「どうしたら外務省で働けますか?」
「外務省(員)になろうと思ったきっかけは何ですか?」
“外交官”という職業に興味を抱いた子どもたちもいたようです。
参加した小学4年生
「外務省って、たぶん限られた人しか入れないと思う。その中でも輝いている」
“狭き門”というイメージがある外務省ですが、社会人に門戸を開こうとしています。
林外務大臣
「新たな取り組みとして、外務省独自の社会人経験者選考採用試験を実施することにしました」
今月7日から、総合職、いわゆる“キャリア”の枠で社会人経験者の中途採用の募集を始めます。外務省独自で特定の経験・分野を問わない形での採用は初めてです。
外務省 人事課 原琴乃首席事務官
「外交力の源泉は、我々は“人”だと考えております」
ロシアによるウクライナ侵攻で国際情勢が激変し、サイバーや経済安全保障など、新たな分野の課題が次々と出てきています。
外務省 人事課 原琴乃首席事務官
「多様なバックグラウンドを持つ方々に、広がる外交フロンティアで活躍いただく、日本外交にとって不可欠」
中途採用者がすでに活躍している先行例も。
外務省 日米安全保障条約課 堀田真吾企画官
「首脳会談に立ち会える、非常にやりがいを感じる。アドレナリンも出る場面が多い」
2009年に人事院の制度を通じて転職した堀田真吾さん。広告代理店からこの世界に飛び込み、驚いたといいます。
外務省 日米安全保障条約課 堀田真吾企画官
「『閉じられた世界で、限られた人たちが黙って意思決定している』イメージを持っていたが、実際はもっと開かれていて、多様な専門性を持ち寄り、チームで仕事をしていく」
国家公務員を志す学生が減り、若手の退職が止まらないなかで、「人事制度」や「働き方」の見直しは急務です。
外務省 日米安全保障条約課 堀田真吾企画官
「一朝一夕に変わるものじゃなく、そういう人たちが1人、2人、3人増えれば、少しずつ“風”が変わって、より多様な人たちが、よりメリハリをつけて働けるような環境を作る」
多様な働き方を実現しながら“外交力”を強化できるか、模索が続きます。
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