韓国南西部・扶安で開かれている世界スカウト大会で、開幕イベントに参加していた100人以上が熱中症の症状を訴えました。

きのう夜、ボーイスカウトやガールスカウトが集う世界スカウト大会「セマングム・ジャンボリー」の開幕イベントが始まった後、めまいなど熱中症の症状を訴える参加者が続出しました。

主催者側によりますと、「108人が会場に設置された救護所で手当てを受けた」ということです。

当時、会場は気温28度の熱帯夜となるなか、日本をはじめ世界各国からおよそ4万3000人の参加者が集まり、K-POPのコンサートなどが行われていました。

今回の大会をめぐっては、韓国国内で異例の暑さが続いていることから、現地メディアや行政から参加者の安全を懸念する声が上がっていました。