住宅に駐車してあった車76台から現金や財布を盗んだとして、富山県警などは、19歳から20歳の男4人を窃盗の疑いで送検しました。

窃盗の疑いで送検されたのは、東京都新宿区や富山県射水市などに住む19歳から20歳の飲食店従業員の男4人です。

4人は去年10月からことし2月にかけて、富山県内の住宅敷地内に駐車してあった車の中から、現金や財布を共謀して盗んだ疑いがもたれています。被害にあった車は合わせて76台、被害総額はおよそ220万円です。

警察によりますと、被害にあった車のうち57台は無施錠で、施錠されていた車は窓を割って財布などを盗んだということです。また、4人は新宿・歌舞伎町でホストとして働いていて、友人関係にあったということです。

警察の調べに対し4人のうち3人は容疑を認めていて、1人は黙秘しているということです。

警察は、車上窃盗の対策として▼自宅の敷地内であっても油断せず鍵をかけること▼車内に貴重品を置かないことなどを呼びかけています。