連日厳しい暑さが続く中、宮城県気仙沼市では、「夏イチゴ」の収穫が最盛期を迎え生産者が早朝に摘み取り作業を行っています。

真っ赤に色づき食べ頃を迎えたイチゴ。12年前の津波で被災した気仙沼市杉ノ下地区に整備された栽培用ハウスです。今年に入り市内の水産会社が地元の農業法人から栽培を引き継ぎ夏イチゴに初めて挑戦しています。

連日の猛暑を受け収穫は、未明から早朝にかけて行われていて、2日朝も生産者が一つひとつ丁寧に摘み取っていました。生育は順調だということです。

水山養殖場 菅原正大さん:
「ここで培った技術を生かして、これからもイチゴづくりを続けていきたい」

収穫したイチゴは、気仙沼市内の道の駅などに出荷されるほか、市のふるさと納税の返礼品としても検討されています。収穫は11月頃まで行われる見込みです。