来年度からの新型コロナウイルスのワクチン接種について、厚生労働省は一部自己負担になるケースもある「定期接種」に変更するかどうか、今月から本格的な議論を始めることがわかりました。

新型コロナのワクチン接種については、「5類」に移行された後も「特例臨時接種」として全額公費での負担となっていますが、今年度末に期限を迎えます。

厚生労働省が来年度から「定期接種」に変更するか、本格的な議論を今月始めることが、関係者への取材でわかりました。

高齢者のインフルエンザなどと同じ「定期接種」となった場合、費用は一部自己負担となるケースもあります。

厚労省は、▼「定期接種」の対象とする人の範囲や、▼自己負担のあり方などについて議論するものとみられます。