4回目となるお得なキャンペーンがスタートしました。静岡市では、8月1日からキャッシュレス決済「PayPay」のポイントを最大10%還元する取り組みが始まりました。物価高への対抗策に喜びの声が上がっています。
静岡市駿河区にあるテイクアウト専門のからあげ店。人気のからあげをお得に買えるキャンペーンが始まっています。
<滝澤悠希キャスター>
「PayPayでお願いします。1576円。無事に支払いが終わりました。そして、10パーセント分、無事にポイントが返ってきました」
静岡市が8月1日から始めたのは「PayPay」の大幅還元キャンペーン。支払金額の最大10%が戻ってくるというものです。
<客>
「待っていました。このキャンペーン。前回の時お得だなと思っていたが、それから意識している」
<元祖からあげ本舗とり若丸 静岡静岡駿河店 高塚光明オーナー>
「キャンペーンが始まると1割お客さん増えます。使ってくれる金額も高くなる」
気になる対象の店舗はPayPayアプリで確認できるということで…。
<滝澤悠希キャスター>
「いま対象の店を調べていますが、ここがからあげ店で隣にはさみのマーク、あ!隣の美容室も、PayPayのキャンペーンの対象みたいです」
今回、対象となった店舗は静岡市内の飲食店や美容室、コンビニなどおよそ1万店に及びます。
<客>
「(子どもの)食費もかかるので、ちょっとでも安く済むのはありがたい」
<poshスタイリスト 杉山真由香さん>
「きっかけとして新規の客が、ここでPayPayで払って10パーセント還元することを目的に来てくれることで、客が増えて欲しい」
1回の会計につき最大1,000円、ひと月の上限5,000円まで還元されるこのキャンペーン。支払いをした翌月に自動でポイントが付与される仕組みで、今回は6億8,000万円の予算を投じています。
静岡市はなぜ、巨額の予算を投じて4回目の還元キャンペーン開催に踏み切ったのか、背景にあるのが止まらない“物価高”です。
<静岡市役所 産業政策課 小野田葵主任主事>
「市民や事業者もそうだが、物価の高騰が生活に響いて、苦しい思いをしているという声は届いているため、なるべく早く多くの方に利用してもらうために、このキャンペーンを実施した」
今回の還元キャンペーンは、10月末まで実施されていて、およそ70億円の経済効果が見込まれているということです。
注目の記事
富士山噴火 その時、大量の火山灰が降ると…「人の流れ、物の流れが滞ってくる」 専門家が指摘する準備と対策

「市道の陥没 実は3年前に見つかっていた腐食」対応していなかったのか?取材に対し市の担当者は…市内では約10年で1035か所の空洞 日本の道路は大丈夫!? 仙台

「壊滅的な気温上昇」それでも進まぬ再生可能エネルギー... あくまで“民間事業”かそれとも“支援”か 問われる国の再エネへの本気度【サンデーモーニング】

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

ラオスで広がる日本人“児童買春ツアー”の闇 授業の合間に呼び出され…性的搾取される少女たち

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
