今年4月に行われた全国学力テストの結果、仙台市を除く宮城県内の小中学校の平均正答率は全ての教科で全国平均を下回りました。
全国学力テストは今年4月、小学6年生と中学3年生を対象に行われました。
その結果、仙台市を除く県内の正答率は、全国平均と比べ小学校の国語でマイナス2ポイント、算数でマイナス5ポイントでした。全国順位は国語が41位、算数が46位です。
また、中学校も国語がマイナス2ポイント、数学と英語はマイナス7ポイントで、全教科で全国平均を下回りました。全国順位は国語38位、数学46位、英語43位でした。
一方、仙台市は、小学校の算数が全国平均を1ポイント下回ったもののそれ以外は全国平均を上回りました。
県教育委員会は市町村間で情報共有を密にし、ICT=情報通信技術を活用した教育に力を入れるなどして改善を図っていきたいと話しています。