タワーを支えるスタッフの喜びの声「充実した」

日頃から、タワーの運営を支えているスタッフにも話を聞きました。

(名古屋テレビ塔株式会社・石坂喜和さん)
「すごくインバウンドのお客さんが増えたのが印象的ですね。公園で遊んでいる人とか、この時間帯にいるのは珍しい。(新型コロナが)5類になってから、GW明けから(人出が)増えた印象です」

時刻は21時35分。展望台の営業も終わりに近づきます。展望台の閉館作業をするスタッフにも話を聞きました。活気を取り戻したタワーに、喜びを隠しきれない様子です。

(名古屋テレビ塔株式会社・石坂喜和さん)
「久しぶりに、にぎわいのタワーが見られたので充実したかなって感じですね。コロナ禍で公園とタワーはリニューアルオープンしたんですけど(当初は)全然人が来なくて、さみしい栄だなと思っていて、うれしいですね。街が活気づくのは本当にいいことだと思う」

「ここに来ると光がある」人々を癒し、背中を押すタワー

時刻は22時15分。ダンスの練習をする女性に話を聞きました。高校時代に部活動で始めたダンス。大学卒業後もダンサーへの夢を諦めきれず、3年前に東京のダンスの専門学校に入学。今年2月に卒業し、地元の名古屋に戻ってからは、喫茶店でアルバイトをしながら、踊り続けています。

(アルバイト・25歳)
「3年ぶりに名古屋に帰ってきたんですけど、3年前とは全然違ってすごく活気づいているし、たまにおじいちゃんやおばあちゃんが声をかけてくれたりとか、本当にその時だけだけど、私の最初のお客さんは、そのおばあちゃんだったりするし、見てくれてすごくうれしかった」

タワーの消灯まで、あと12分。最後に話を聞いたのは、幼い子どもを連れた女性。

(スナック勤務)
「スナックで働いていて、その帰りです。去年離婚したんですけど、昼間も他の仕事をしているんですけど、それだけじゃ(子どもを)養えなくて」

子どもは1歳半だと言います。

「近くに(夜間の)託児所があるので、そこにお迎えに行って、ここで休憩して帰ります。生活とかいろいろ大変なことはたくさんあるんですけど、ここに来ると(タワーの)光があるので、照らしてくれている気分になるから」

そして24時、タワーの下に集まる人たちを明るく照らしていた灯りが消えました。「中部電力 MIRAI TOWER」はこれからも、この場所に集まる人々の人生を見守ります。

(CBCテレビ「チャント!」7月25日放送より)