サッカー・JFLのリーグ戦、高知ユナイテッドSCは30日のホームゲームでFCマルヤス岡崎に2対1で勝利し、2日行われる天皇杯・川崎フロンターレ戦に向け弾みをつける1勝をあげました。
30日、リーグ13位のユナイテッドは、ホーム・春野陸上競技場で4位のFCマルヤス岡崎と対戦しました。開始早々、相手陣地に攻め込んだユナイテッド。ペナルティエリアで橋本が倒され、PKのチャンスを掴みます。蹴るのは、ディフェンダーキャプテン横竹!

頼れるベテランがしっかり決めて幸先よく先制します。しかし直後の前半10分、岡崎に攻め込まれコーナーキックのピンチを招くと…

J3・FC大阪から期限付き移籍したばかりのンダウ・ターラに同点ゴールを献上してしまいます。気温35℃、厳しい暑さの中試合はこのままこう着状態となりましたが、その後のコーナーキック、蹴るのは高野。

最後は今井がゴールネットを揺らし勝ち越します。ユナイテッドは、このまま集中力を切らさず勝利。順位を2つ上げてJFL11位となり、2日の、天皇杯J1・川崎フロンターレ戦に弾みをつける1勝を挙げました。
(高知ユナイテッドSC 横竹翔 選手)
「負けられないゲームで勝てたのは本当にうれしいし、ほっとした気持ちですね」
(高知ユナイテッドSC 今井那生 選手)
「日頃の練習の成果が出たゴールだったんじゃないかなと思います」
(高知ユナイテッドSC 吉本岳史 監督)
「(8月2日川崎フロンターレ戦について)勝つなら5-0で勝ちたいですけど、そんな簡単にはいかないでしょうし、勝つか負けるかはやった結果のみしかわからないので、ただ勝つための手段、方法、何かしらの…劇薬は間違いなく必要なのかなと思います。受けに入るんじゃなくて我々の良さを最大限に生かしていきたいなと」
