高知市のわんぱーくこうちアニマルランドで4年ぶりとなるサマースクールが開かれました。子どもたちが、普段は入れない動物園の裏側に入り、飼育員の仕事などを体験しました。

夏休み限定のこの体験プログラムは、新型コロナの影響で4年ぶりの開催となりました。集まった子どもたちはまず動物園の裏側、調理棟へ。動物たちのエサを作ります。

例えばリクガメは甲羅の形成に欠かせないカルシウムを多く含む小松菜を、犬の仲間のタヌキにはドッグフードを与えるなど、動物によってエサの種類や切る大きさが異なります。

「(リクガメが)トマトとか小松菜を食べるのを知らなかったのでうれしかったです」

エサ作りを終えた子どもたちは、普段は入ることができない飼育舎に入って、エサをやります。動物の生態も教わりました。

(飼育員)
「オスメスどっちかわかる?」

(子ども)
「オス!」

(飼育員)
「ドーム型になっていておなかがまっすぐなのが女の子、メスです。細長い形のほうがオス、しっぽが横に長くておなかがくぼんでます」

ふれあい広場でも掃除やエサやりをして、飼育員のお仕事を体験しました。

「動物に興味があって(参加した)エサを作ったり食べさせたりして楽しかった」
「動物が喜んで食べているようでうれしかった。(Q.飼育員の仕事はどうか?)楽しそうだなって思った」

夏休みが始まって1週間あまり。子どもたちの楽しい思い出の一つになったようです。