隠れたアニメクリエイターの才能を発掘しようと、短編アニメ作品を募集するコンテストが新たに開催されることになりました。
コンテストは、アニメ産業で地域を活性化させる「高知アニメクリエイター聖地プロジェクト」の一環で、高知信用金庫などが開催します。
その名も「高知アニメクリエイターアワード」。90秒から15分のショートアニメ作品を募り、受賞者には、次回のコンテストで作品を発表する権利と、制作資金として賞金総額3000万円が贈られます。また、コンテストの運営は、世界最大級の日本のアニメ・マンガのデータベースサイト運営会社が担うことになっていて、受賞作品はこのサイトを通じて全世界へ公開されます。
クリエイターが不足しているアニメ業界。今回のコンテストで“隠れた才能”を発掘することで高知のアニメ産業の盛り上がりが期待されます。
(高知信用金庫 山崎久留美 理事長)
「『アニメの産業化』にチャレンジしていて、担い手であるクリエイターに集まってもらうことが大切。クリエイターの『育成』『交流』、そして『ファンに支えていただく』ということで、特に高知で盛り上がってもらえれば」
作品の募集は10月から始まります。
審査員による審査や一般投票などを経て受賞作品が決まり、来年4月の「高知アニメクリエイター祭」で授賞式が行われます。