キリンビール仙台工場で操業100周年を祝う記念の式典が行われました。堀口英樹社長が「ビールを通じて人と人との繋がりに貢献したい」と抱負を述べました。
式典には村井知事や郡仙台市長らおよそ100人が出席し、操業100周年を祝いました。

キリンビール仙台工場は、1923年7月に現在の宮城野区小田原でビール醸造を開始し、その後、東北と北海道で増加したビールの需要に対応するため、1983年からは仙台港で操業を続けてきました。
キリンビール 堀口英樹社長:
「おいしいビールを作る、そして皆さんに喜んでもらう。ビールを通じて、人と人の繋がりに貢献していきたい」

式典には、100周年記念ロゴマークをデザインした宮城野高校美術科3年の太田衣咲さんも出席し「文字を読まなくてもキリンビールの雰囲気が伝わるようにした」と語りました。

仙台工場では、消費者のニーズに合わせ去年から、缶酎ハイやカクテルといったいわゆる「レディ・トゥ・ドリンク」の製造ラインを新たに設けています。