30日午後、鳥取県鳥取市用瀬町川中の中国横断自動車道・姫路鳥取線・鳥取自動車道の智頭用瀬トンネル内で、軽自動車2台による事故がありました。

高速道路交通警察隊によりますと、トンネル内で停止していた車1台に後続車1台が追突したとみられます。2台の車とも大破しました。

停止していた車には、兵庫県宍粟市の男性会社員(54)が乗っていて、追突した車は、鳥取県智頭町の男性会社員(32)が運転していました。

この事故で、前方車両の後部座席に同乗していた無職の男性(82)が搬送先の病院で約4時間後に死亡が確認されました。双方の車に乗っていたほかの3人も骨折や打撲などのけがをしました。

現場のトンネルは上りと下りが別のトンネルとなっていて、幅8.5メートルの2車線で、事故があったのはゆずり車線側です。
事故の詳しい原因などについて、警察が調べています。