信州の伝統野菜「ていざなす」で地域を盛り上げようと、長野県天龍村の生産者の組合が29日、初めて「収穫祭」を開きました。

ていざなすは、大型のナスで果肉が柔らかく甘いのが特徴。

明治時代に村民が東京から種を取り寄せて栽培が始まり、受け継がれてきました。

天龍村役場の前で行われた収穫祭は、農家18戸でつくる生産者組合が地域をアピールしようと開いたもので、採れたてのていざなすや、ていざなすを使ったガレットなどを販売。

また、ラーメン店と共同開発した「ていざなすの冷やしあんかけ醤油らーめん」が無料で振舞われました。

(らーめんを食べた男性)「おいしいです、あっさりしてて」

生産者組合の板倉貴樹組合長は「伝統野菜を若い世代にも食べてほしい」と話していました。