古町芸妓によるお座敷遊びなど「格式高い、大人の文化」というイメージの料亭文化を若い人に特別価格で楽しんでもらう新たな取り組みが新潟市で始まります。23歳の記者が体験してきました。

新潟市中央区の老舗料亭「日本料理 行形亭(いきなりや)」。23歳の記者は初めて「行形亭」を訪れました。

まずは、2種類の日本酒を冷酒・常温・ぬる燗の3種類で飲み比べ。
お酒を注いでくれるのは古町芸妓の皆さんです。

【記者】
「冷たい方が香りが感じられる気がします。常温は甘さを楽しめます」

続いてはお刺身に、この時期にぴったりの冷製茶わん蒸し!
ぜいたくな日本料理が並びます。

【記者】
「エビを贅沢に一口で。ぷりっぷりですね」

お料理の後は、古町芸妓による舞を楽しみました。
23歳の記者は古町芸妓の華麗な舞にほれぼれです。

こうした料亭文化を若い世代に体験してもらい、魅力を知ってもらおうと、新潟商工会議所が9月に始めるのは「古町芸妓と日本酒を知る、みなとまち新潟の料亭文化体験」。

20代と30代の男女を対象に通常価格の半額以下となる5000円、もしくは7000円で、食事と日本酒、お座敷遊びが楽しめるという事業です。