高知県内で栽培された早期米の出荷が始まり、高知市でセレモニーが開かれました。

7月24日から出荷が始まったのは、南国市や高知市などで栽培された極早稲品種「南国そだち」です。米は一般的に10月から11月ごろ収穫しますが、早期米は2月に苗を育て始め、7月から8月ごろに収穫します。JA高知県によりますと今年は例年より早い5月下旬に梅雨入りし、日照時間が少なかった影響で「いもち病」が発生したといいますが、全体的には天候に恵まれ、質も量も例年並みの出来だということです。

(JA高知県 秦泉寺雅一組合長)
「新米は粘りもありますし香りもいいので、非常に美味しく食べれている。新米は一番先に全国最初に食べていただいて高知県産のよさを知っていただきたい」

早期米の出荷は県内でおよそ5300トン、関東や関西、中部地方など県外にはおよそ1700トンを見込んでいるというこです。