インターネットバンキングをめぐる不正送金の被害が福岡県内で急増しています。先月末までに94件と前の年の同じ時期の19倍に増えています。
◆偽サイトのURLをクリックさせる“フィッシング”

福岡県警によりますとネットバンキングをめぐる不正送金の被害は、県内で今年6月末までに94件発生し、被害の総額は9180万円に上ります。前の年の同じ時期に比べ発生件数は19倍に被害の総額は6倍に増えています。主な手口は、メールやSNSなどで偽サイトのURLを送り、ネットバンキングの利用者にアクセスさせてIDなどの個人情報を盗むというものです。
◆若者を含む全世代が被害にあっている

福岡県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課・的野史孝次席「リンクから入らない、普段利用しているアプリからログインしていただくなりして本当かどうか確認していただく」
こうした詐欺の手口は年々巧妙化していて、若者を含むすべての世代が被害にあっているとして警察が注意を呼びかけています。














