進捗が目で見て分かる!宿題計画表
夏休みの宿題、ちゃんと進められているのか心配…というお悩みも。
そんな人には、「宿題計画表」がオススメです。
清水さんにアドバイスをもらいながら作成した「宿題計画表」をご紹介します。
例)小学3年生のゆうたくんの場合、宿題は以下の4つ。
・強化ドリル50ページ
・読書感想文
・自由研究
・夏休みの思い出の作文
【1】宿題をポイント化する
まず、分量や難易度、得意or不得意など、自分の基準でそれぞれの宿題をポイント化します。
例えば、強化ドリルは1ページあたり1ポイントとして50ポイント。
読書感想文は、読むので10ポイント、書くので20ポイントで合わせて20ポイント。
自由研究は、動物観察をすると決めたので、動物園に行くこと自体で5ポイント、より負荷の高いレポート作成には15ポイントで20ポイント。
作文には10ポイントなど、今回は合わせて100ポイントとします。(量などに合わせ数値を設定)

【2】宿題計画表を作成
縦軸にポイント、横軸に夏休みの日付を書いたマス目グラフを用意します。
7月の最初から、夏休みが終わる最終日まで右肩上がりで斜めに線を引きます。

【3】やった宿題をポイントにしてマス目を塗る
あとは毎日どれくらいの量宿題をやったかを、グラフに書き込んでいきます。
▼宿題をやった分はタテにマス目を塗る
▼やらなかった日はヨコに線を引く

ポイントは、最初に引いた斜めの線。
平均してするべき宿題の量となっているので、この線を上回っていれば良い調子で宿題が進んでいるという目安になります。
逆に下回っていれば危険ゾーン。この後、宿題を終わらせるには、1日の負荷がどんどん高くなっていく、ということを示しています。
グラフにすることで、今自分がどれぐらい進んでいるのかが視覚的にわかるので、例えばリビングに置いておくと、保護者も今子どもたちがどれぐらいの進捗かを把握しやすくなります。
【こんな使い方も】期間を決めてごほうび
例えば「7月末のタイミングで平均を超えていたら、ケーキを買おうね」とか、「8月15日までに60ポイント終わってたらお寿司に行こうね」といったご褒美を設定することで、子どものモチベーションを高めることができます。
教育アドバイザー 清水章弘氏:
「ちゃんとやってるの?」とか、「宿題終わったの?」って、いちいち親が確認すると喧嘩の元になるので、こうやって一目でわかるのがまず良いと思います。
ちょっとハードル高く感じる人もいると思うんですけど、裏技としては、これをあえて自由研究にしちゃうのがおすすめです。
要するに、今まで私はどれだけさぼってきたかということを書いて、そんな僕が、私がちゃんと宿題をやり切ることができるかを、自分を実験台にして書いていくと良い自由研究になるかなと思います。
コメンテーター 朝日奈央:
私も子どものときどうやって進めていっていいのかわからなかったので、こういうのがあると挑戦してみたくなりますし、こういうゲームっぽい感じでやっていくと、宿題やってみようかなという気持ちになりそうな気がします。
「夏休みの宿題計画表」は、下記URLからダウンロードが可能です。
<100ポイント>
https://newsdig.ismcdn.jp/common/pdf/100_points.pdf
<150ポイント>
https://newsdig.ismcdn.jp/common/pdf/150_points.pdf
<200ポイント>
https://newsdig.ismcdn.jp/common/pdf/200_points.pdf
(ひるおび 2023年7月26日放送より)













