読書感想文 書き方のコツは?

「最後まで残りがちな宿題は?(イオレ・らくらく連絡網調べ)」というアンケートがあります。
3位は日記、2位は自由研究、そして1位は、「読書感想文」

そんな読書感想文のサポートをしてくれるのが、『読書感想文大全』という書籍。
著者は2児の母で、家庭学習専門家として活動されている苅部世詩絵さんです。
この本には、
▼本の読み方
▼考えのまとめ方・文字化するコツ
▼字数を増やす・埋めるコツ

などがまとめられています。

「本の読み方」のポイントとしては
▼間を開けない
間を開けながら長い時間をかけて読むと内容を忘れやすいので、なるべく一気に、長くても1週間以内で読み切る。

▼ふせんを使う
心が強く動いた場面に付箋を貼ることで、後で思い出しやすくなります。
ふせんが多すぎると混乱するので、3枚だけと、数を決めて使ってください。

▼読み聞かせしてもらう
小学生は読むよりも聞く方が頭に入りやすいので、読み聞かせをしてもらうのも効果的です。音と文字、両方の情報でより理解が深まります。

教育アドバイザー 清水章弘氏:
読書感想文で苦労する子は、元々読書の習慣がついていない子ですので、周りの力、例えばご家族の力を借りながら一緒に読み切るというのがまずおすすめですね。
ふせんを使うときには、「この場面でどう感じたのか」とか、「近いエピソードは何なのか」を合わせてメモしておくと、後で思い出しやすくなります。