県外で活躍する青森県民を紹介するターニングポイント。人生の転機となったその時、どのような思いや決意があったのでしょうか。
今日のストーリーは、青森市出身 アデリア株式会社 津軽びいどろ東京ミッドタウン八重洲店 店長 井筒栄吉。

2023年3月にオープンした東京ミッドタウン八重洲、その2階に津軽びいどろ初のオフィシャルショップがオープンした。現在、井筒は店長を務めている。
祖父母から溺愛されて育った井筒は野球少年だったが、思春期を迎えるとモテたいという気持ちが上回り、モテる部活を探していたときに吹奏楽に出会った。

※井筒
「当時はモテるといったらテニスだろうなと思って見に行ったんですけど、なんか厳しそうだし、ヤダなと思って、そしたらたまたま担任が吹奏楽部の顧問で、『何もやることないんだったら見に来れば』って言われたのがきっかけで吹奏楽始めました」

選んだ楽器はサックス。その理由は「モテ」そうだから。自分の気持ちに正直だった中学時代は楽器を演奏することが楽しければよかった。しかし、高校進学の頃、
入学前に見た演奏会で、吹奏楽の気持ちに変化が起こる。

※井筒
最初に高校の演奏会が進学する直前の3月にあったんですけど、それ見に行ったときにものすごいうまくて、ここでやりたいなって思ったのが、結構大きいポイントになったかなと思います。