愛知県三河地方の露天商たちで作る組合が、暴力団に対してこれまで支払ったみかじめ料を返還するよう請求しました。

(愛知県東部街商協同組合・川合誠理事長)
「(地域に)信頼してもらえる露天商として頑張っていきたい」

みかじめ料の返還請求を行ったのは、豊橋市などの露天商でつくる「愛知県東部街商協同組合」です。

この組合は、指定暴力団六代目山口組傘下の「平井一家」に対し、みかじめ料を支払い続けたとして2023年2月、県の条例に基づき愛知県公安委員会から組合名を公表する行政処分を受けていました。

26日の会見で組合は、2022年までの過去3年間で支払ったみかじめ料のうち1000万円の返還を求めて内容証明を送ったと明らかにしました。

今後は、第三者委員会を設置して組合の体質に問題がなかったかなども調べる方針です。