東北の高校教諭を対象としたIT技術を学ぶ研修会が26日、仙台市内で開かれ2022年度から高校の必修科目となった「情報I」について参加した教諭たちが理解を深めました。

青葉区の東北電子専門学校で開かれた研修会には、東北6県の高校教諭20人が参加しました。この研修会は、東北電子専門学校が培ってきたIT教育のノウハウを高校の授業に役立ててもらおうと毎年夏休み期間中に開いていて、25日から2日間の日程で行われました。

講座は、高校の指導要領改訂で昨年度から必修科目となった「情報I」がテーマで、参加した教諭たちはプログラミングの練習問題に取り組んだり、講師から指導を受けたりしていました。

参加した教員:
「意外と現場で使える小技というか、色んなところを教えていただけるので、痒い所に手が届くような」

東北電子専門学校サイバーセキュリティ科 竹村健司学科主任:
「情報Iの科目の中で、プログラミングが必修と聞いていましたので、高校の先生に対して役立つような情報提供したい」

高校教諭を対象としたIT技術研修会は2001年から開かれていて、今年も定員を上回る応募があったということです。