ジャニー喜多川氏からの性被害を複数の元所属タレントが訴えている問題で、来日中の国連人権理事会の専門家がきのう、元所属タレントへの聞き取りを行いました。

ジャニー喜多川氏からの性被害をめぐっては、これまでに元ジャニーズJr.などジャニーズ事務所の所属タレントだった複数の男性が被害を証言しています。

こうした中、来日中の国連の専門家がきのう、今月新たに発足した「ジャニーズ性加害問題当事者の会」のメンバーとなっている元ジャニーズJr.の男性らに、東京都内で聞き取りを行いました。

ジャニーズ性加害問題当事者の会 石丸志門副代表
「印象に残っているのは、作業部会の方々が話しているときに目をしっかり見て話を聞いてくれた。本当に心の底から話を聞いてくれていると実感がある」

石丸さんは「寄り添って真摯に重大問題として受け取ってくれた」と手応えを語りました。

来月4日にはこの専門家による記者会見が予定されています。