7月25日午後、富士山2合目付近から妻と別行動で富士宮口ルートでの登頂を目指していた男性が道に迷い、3時間後に救助されました。25日、富士宮ルートでの救助要請は3件となりました。
登山中に道に迷い救助されたのは、大阪府堺市東区の自営業の男性(76)です。
警察によりますと、男性は25日早朝、水ヶ塚公園に車を止め、妻とタクシーで富士宮口方面に向かいましたが、途中で「下から登るよ」と妻とは別行動をとり、1人で高鉢ゲートから登ろうとしたところ、道に迷いました。
男性は先に富士宮口に向かった妻と6合目で合流する予定でした。しかし男性が到着しなかったため妻が電話をかけると、「道に迷った」と話したことから午後1時すぎ、妻から警察に救助の要請がありました。
富士宮警察署の山岳遭難救助隊の3人が出動し、携帯電話の位置情報を頼りに通報から約3時間後に2合目の高鉢ハイキングコース付近で男性を発見し、救助しました。男性にけがや体調不良はないということです。この男性と妻は登山用の装備で富士登山に訪れましたが、登山経験はなく、別行動をした男性は地図などは持っていなかったということです。
注目の記事
若者に広がる住宅ローン"50年" 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

「別腹」は気のせいじゃない…正体は脳と胃が連動して起こる “生理反応” 食べたい誘惑に打ち勝つ!医師が解説

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常

「太陽系外から飛来」の恒星間天体「3I/ATLAS」が最接近へ 「観測史上3つ目」宇宙望遠鏡が捉えた姿









