逆らわず、流れに身を任せて体力温存して
南波キャスター:
ただ、そんな状況でも、もし離岸流に巻き込まれてしまったらどうすればいいのか。
日本ライフセービング協会の松本貴行 副理事長に聞きますと、まずは仰向けの姿勢で流れに身を任せる。松田さんでも、なかなか逆らうのが難しいとおっしゃっていますので、まずは身を任せる。

100mぐらい流されますと、離岸流の場所によっても違うんですが、だいぶ流れは弱まることが多いそうなので、流れが弱まったのを感じたら、今度は、海岸と平行に移動して、離岸流から離れて、岸に戻るというような動きが大事だそうです。
ホランキャスター:
弱まるまで流されて、体力を温存するっていうことが大事?
松田丈志 元競泳日本代表:
逆らって泳いでしまうと、体力を消耗してしまうので、呼吸を確保できる体勢で、うまく流されて、弱まったところで横に逃げていくと、助けをその場で待てるという状況になります。
日比麻音子キャスター:
慌てずに浮くということですね。