○○を持って踊るペルーのダンス「マリネラ」

給食の前には、ペルーと日本の文化交流の授業が行われました。
ペルー大使館の方々によるペルーについてのクイズ大会では、正解した人には大使からオリジナルのトートバッグなどが送られると知って、子供たちは大盛り上がり。ペルーの国旗などについての質問に急いで手をあげて張り切って答えようとする姿が印象的でした。

ペルーのダンス「マリネラ」をダンサーと一緒に踊る子どもたち

クイズの後は、ペルーのダンスのレッスンです。
ダンサーの方による発表を見て、みんなでダンスに挑戦!白いハンカチを持って踊るダンス「マリネラ」ですが、この日は、特別にティッシュペーパーで代用しました。子どもたちは「難しそう」と口にしながらも、ダンサーの方々のまねをしながら、音楽に合わせてティッシュを振り回して踊っていました。

ペルーの文化はダンスだけじゃない!ペルー発祥の楽器「カホン」

「カホン」を叩く子どもたち

この四角い箱はいったい・・・?
これはペルー発祥の打楽器、カホンです。スペイン語で「箱」を意味するカホンは、角や面をたたいて音を出す楽器なんです。
今回はこれを使ってダンスのビートを刻んでみます。全員が体験できると聞いて大はしゃぎの子どもたちでしたが、自分の番が回ってくると一気に真剣な表情に。緊張しながらもお手本のリズムを聴きながら、楽器を楽しそうに叩いていました。

ペルー大使がけん玉に挑戦!

大使館によるペルー文化の紹介の後は、小学生たちから大使館のみなさんに日本文化の紹介です。折り紙やお手玉など4つのブースに分かれていたのですが、中でも一番盛り上がったのが、「けん玉」。ペルー大使が子どもたちに教わりながら何度も挑戦してみると・・・。なんと大成功!これには大使もご満悦の様子です。

けん玉を成功させたセミナリオ大使

給食だけではなく、踊りや音楽、遊びなどを通して、日本とペルーを互いに学ぶ一日となりました。子どもたちは交流により、ペルー大使や大使館のスタッフとも仲が深まったようです。

日本とペルーの外交関係樹立150周年にあわせて、他にもイベントが開催されています。現在、東京都科学博物館では8月20日(日)まで「国立科学博物館 アンデス文明展の歩み」が開催中!アンデス文明や日本による発掘作業の歴史について、展示品と共に学ぶことができます。

また、150周年を記念したイベントが、今年はこれからもまだまだ続きます!