愛知県岡崎市では正月の「しめ縄」作りに使う稲の青田刈りが行われています。

岡崎市の「しめ縄」は農家の人たちの副業として明治時代から続く伝統産業で、現在では5軒の農家が年間約30万個を出荷しています。

稲は「東海千本」という、しなやかで背丈の高い「しめ縄」専用の品種で、穂が出る前のこの時期に刈り取りが行われます。

蜂須賀政幸さんの田んぼでも、暑さを避けるため日が昇る前の薄暗いうちから作業が始まり、手押しの機械で次々と刈り取っていきました。

ことしの稲は5月に植えたあと天候に恵まれて青々と生育し、例年並みの良い出来だということです。
収穫は8月いっぱいまで続けられ、半日ほど機械で乾燥させたあと「しめ縄」作りが行われるということです。














