福島県鏡石町で毎年恒例となっている田んぼアートが今、見頃を迎えています。11年目を迎えた今年は、原点に立ち返ったデザインで、訪れた人たちを楽しませています。

安部遼アナウンサー「鏡石町の今年の田んぼアートがこちらです!今までで最も絵柄が細かいということなんです」

鏡石町では、地域の活性化と震災復興を目的に、2012年から「田んぼアート」を披露しています。

11年目の今年のテーマは「唱歌”牧場の朝”のまち」。新たな気持ちで「進化(深化)する田んぼアート」を見てもらおうと、原点に立ち返り、1年目のデザイン「牧場の風景」をリメイクしました。田んぼアートはおよそ70アールの田んぼに10種類、6色の稲で描かれています。

町内から来た40代女性「すごく見応えがあって、細かいところまで丁寧にされているなという風に思いました。」
石川町から来た20代男性「田んぼでこういうアートができるというのは素晴らしいなと思いました。」

鏡石町産業課・仲沼諒さん「牛が迫ってくる様子を楽しんでいただければと思います。ご家族みなさんで見にきていただいて、鏡石田んぼアートをぜひ楽しんでいただければと思います。」

この田んぼアートは、稲刈りを行う10月中旬まで楽しむことができ、町内では田んぼアートにちなんだスタンプラリーも開かれます。