7月24日午後、富士山頂付近で、外国人の男性が体調不良になり、警察の山岳救助隊に救助されました。通報から7時間半後に無事下山、体調も回復し、自力で帰宅しました。
7月24日午後1時ごろ、富士山頂付近で「一緒に登っていた人が体調不良になった」と一緒に登っていた友人から警察に通報がありました。
警察によりますと、体調不良を訴えたのは、大阪市西成区に住むカナダ国籍の英会話講師の男性(36)です。男性は友人と2人で23日に登山を始め、途中で山小屋で一泊し、24日山頂を目指していましたが、吐き気と頭痛の症状が出たことから、救助要請をしたということです。
静岡県警の山岳遭難救助隊員2人が山頂付近で男性を救助し、通報から約7時間半後の午後8時半に須走口五合目まで下山し、消防に引き継ぎましたが、吐き気や頭痛などは解消され、けがなどもなかったことから、病院には行かず、そのまま帰宅したということです。男性は登山用の服装をしていましたが、その症状などから高山病とみられます。
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