西日本豪雨で被災した倉敷市の真備地区でにぎわいの創出や復興支援にと、岡山県内外のベーカリーが商品を販売するチャリティーのパン祭りが開かれました。

オープンを待っていた来場者が会場に向かいます。倉敷市真備町箭田で開かれたパン祭りです。西日本豪雨から5年を迎えた真備地区のにぎわい創出とともに復興の支援を行おうと地元のベーカリーが呼びかけ実現したチャリティーイベントです。県の内外から参加した約40の店が商品を販売し、訪れた人たちが買い求めました。

(訪れた人)「買いました。東京のを。まあいいような感じだったから、買いました」「普段お付き合いしていないような方とも会えるし、いいんじゃないかなと」

また、会場内では防災イベントも開催され、訪れた人は非常食の試食や仮想現実のゴーグルをつけて災害を疑似体験するなどしました。

(パンポルト 戸澤実 代表)「パンだけじゃなくて防災のほうにもイベントを見てもらって、防災意識を高めてもらったらいいなと思います」

今回のパン祭りの収益は、災害支援や防災などに取り組む団体に贈られるということです。