7月23日午後、富士山富士宮ルートをひとりで下山していた50代の女性が転倒してけがをし、静岡県警の山岳遭難救助隊などに救助されました。女性は手や足を骨折しているとみられます。
警察によりますと、23日午後2時頃、富士山富士宮ルート9合5勺付近で、ひとりで下山していた千葉県鴨川市の女性(54)が足を踏み外して転倒し、負傷したと近くにいた登山者が警察に通報しました。
女性は転倒した際に、左手を強くつき、足首もひねったため、左手首と左足首を骨折したとみられて、歩けない状態だったということです。
山小屋で待機していた静岡県警の山岳救助隊員2人が通報から45分後、現場に到着。2人で女性を背負い8合目まで下山し、さらにブルドーザーが御殿場口5合目まで運んだということです。発生から約6時間半後の午後8時20分、女性は救急隊に引き渡され、病院に運ばれました。
警察によりますと、女性は登山の経験があり、23日朝7時頃、富士宮ルートで登り始め、正午過ぎに登頂、下山の途中だったということで、服装など装備に問題はなかったということです。
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