実は、これ『湾曲標識』と言ってわざと曲げているんです。

いろんな角度から標識を見やすくするためです。


「逆の車線からでも見やすいですね」

ここは、限られた時間だけ進入が禁止となる交差点で、それに気付かない車が進入するのを防ぐために、どこからでも見えやすいこの標識を採用したんだそうです。

警察によりますと、新潟県内でこの『湾曲標識』が設置されているのは、新潟市中央区に3か所、西区に1か所、西蒲区に2か所の計6か所しかないということです。

ちなみに、数ある標識の中で、湾曲させてもよいと警察庁が決めているのは『車両進入禁止』の標識のみなんだそうです。

新潟県警では今後も、個別の道路事情を総合的に判断して設置を検討するということです。