6月30日からの記録的な豪雨災害で、大分県内ではこれまでに道路や河川それに農林水産施設などの被害総額が200億円を超えたことが明らかになりました。
県庁で定例会見が開かれ、佐藤知事が6月30日から相次いだ豪雨災害の被害状況を発表しました。県内では20日現在で被災したのが1637か所で、被害総額は202億2000万円に上っています。地域別では日田市が95億9000万円、中津市が67億4000万円、由布市が8億3600万円となっています。
また、土木建築関係は587か所で164億4500万円、農林水産関係は985か所で35億3100万円の被害が確認されています。
県は被害の全体像の把握を進めていて、被害額はさらに増える見通しです。