夏の風物詩である花火大会が、物価高などによる資金不足で各地で開催が危ぶまれています。現地の声を取材しました。

きのう(20日)各地の小学校では終業式を迎え、待ちに待った夏休みに子どもたちはウキウキしています。
そんな夏休みの一大イベントといえば…

夜空を彩る夏の風物詩「花火大会」。
新型コロナが5類に移行し、久しぶりの開催を迎える地域もあるのですが…

(御宿町観光協会(千葉) 吉清文夫代表理事)
「正式に今年度も中止ということで決定している」

千葉県のおんじゅく花火大会は、海面に映る幻想的な水中花火が魅力ですが
今年も開催できないというのです。
そのワケは...
(御宿町観光協会(千葉) 吉清文夫代表理事)
「経済的な問題といっていいと思う。費用が出てこない」

物価高などのあおりを受け、地元企業などから協賛金が集まらず中止を余儀なくされたと言います。
さらに、打ち上げる花火そのものも原材料の高騰などを受けて値上がりしていて、花火大会に打撃を与えています。
夏の風物詩を襲う値上げは、花火大会だけにとどまりません。