スイスのルツェルンで日本時間21日に行われた国際競技会に男子100mのサニブラウン アブデルハキーム(24、東レ)が出場し今季ベストの10秒09(+0.3)でB組の1着。総合で4位となった。今大会は国際陸上競技連盟が主催する世界ツアーのコンチネンタルツアー・シルバー大会にあたりワールドランキングが上昇する可能性が高く、2大会連続の世界陸上出場の可能性を残した。

サニブラウンは前回の世界陸上オレゴンで日本人初の決勝進出を果たしていて、参加標準記録の10秒00を突破するか、Road to Budapest 23(標準記録突破者と世界ランキング上位者を1国3人でカウントした世界陸連作成のリスト)で48位以内に入れば2大会連続の世界陸上出場となる。

女子やり投は世界陸上ブダペスト代表の北口榛花(25、JAL)が6回目に62m52の投てきを見せ優勝した。
17日にダイヤモンドリーグで自身の日本記録を1m以上更新した北口。まずは1投目で59m78を投げトップに立った。その後、57m40、57m90、58m64と伸び悩み、一時4位に後退。しかし5投目で61m24の投てきを見せ再びトップに立つと、最終6投目でさらに記録を伸ばし62m52をマーク、逃げ切った。


■男子200m
総合9位 飯塚翔太 20秒80 

■男子走高跳
4位 真野友博 2m22

■女子100mハードル
総合10位 福部真子 13秒01
総合11位 田中佑美 13秒06