20日、鳥取県南部町の金華山で登山をしていた高齢男性が下山中に道に迷い、登山道から離れた山中で警察や消防によって救助されました。男性にけがはありませんでした。
救助されたのは鳥取県境港市に住む無職の男性(79)です。
米子警察署によりますと、男性は20日午前11時頃から鳥取県南部町の金華山で登山を開始し、午後0時半頃に標高300メートルほどの山頂に到着しました。
その後、午後2時頃から下山を開始しましたが、道に迷ったため午後3時頃、携帯電話で「道に迷った」と消防に通報し救助を要請しました。
警察と消防あわせて18人で捜索したところ、通報から約2時間後に山頂から西に500メートルの、登山道からかなり離れた山中で発見。男性は捜索隊とともに自力で下山しました。けがなどはなということです。
男性は若い頃から登山を趣味にしてきた登山愛好家ということですが、金華山の登山は今回が初めてだったということです。