岩手県陸前高田市の小学校で20日、夏休みを前に海での事故を防ごうと安全教室が行われました。

陸前高田市の竹駒小学校で開かれた安全教室には、4年生から6年生の児童22人が参加し、釜石海上保安部の職員から海で遊ぶ際の注意点などについて説明を受けました。

「足がこうキューってなって足が動かなくなるよね。そういう足がつってしまった場合も泳げなくなっちゃいます」

安全教室で児童たちは、沖に向かう速い流れ=離岸流からの抜け出し方を学んだほか、溺れている人を見つけた場合、近くにあるペットボトルなどの浮くものを渡して、その間に助けを呼ぶことも学びました。

(児童)
「常に浮くものを持っていく」
「離岸流に乗ってしまったら岸の方向に泳ぐのではなくて岸に沿って泳いで離岸流から抜けたら岸まで泳ぐことが分かったので良かったです」

竹駒小学校は21日が終業式で、22日に夏休みに入ります。陸前高田市内では今年、高田松原と広田の2か所の海水浴場で8月20日まで泳ぐことができます。