サンドアート今年の出来栄えは?
河口さんは20年以上看板店を営んでいて、日頃の作業で養った「モノづくり」の感覚がサンドアートの細やかな表現に生かされています。

河口さん「看板は(平面の)きれいな品物に彫るわけじゃないですか。サンドアートは上から彫っていって、立体なので、サンドアートのほうが難しいですね」
制作はいよいよ大詰めを迎えました。最後に残った前面の木枠を外し、文字を彫り進めます。

『もっと大きなものを、もっと良いものを』
そんな熱意が、表現の一つ一つに表れます。完成が間近に迫ったその時…川口さんから悲鳴に似た声が上がりました。
河口さん「うわーっ!『どふっ』て崩れました…。泣いていいですか」

最下部の角が突然崩れるハプニング!
急遽崩れた部分を整え、応急処置します。そして、今度こそ…。
河口さん「よし… 完成です!」

波しぶきを立てながら泳ぐ可愛らしいイルカ、そして「AMAKUSA TREASURE ISLAND」の文字。砂の凹凸に光が当たると、イルカの陰影がはっきりと表れます。迫力がありながらも可愛らしい作品に仕上がりました。
そして迎えた夏祭り当日。晴天の中、3000人以上がビーチに訪れました。

河口さんの作品タイトルはイルカを漢字で表す『海の豚』。多くの人が足を止め、写真に収めます。
訪れた人たちは…。
子どもたち「どうやって作ったんだろうなって」
観客「初めて来ました、今年天草に引っ越したばかりなので。『AMAKUSA(天草)』の字が鋭角なのにきっちり仕上がってて、砂で作ったとは思えない」

河口さん「海水浴客や子どもに『わーすごい!』と言ってもらえるのが一番うれしいですね。今回かわいい系を作ったので、来年は激しいゴツゴツしたものを作りたいですね」















