8人が犠牲となった岡谷市の土石流災害から17年が経った19日、岡谷市の関係者が現場を訪れ、犠牲者を追悼しました。

岡谷市の今井竜五(りゅうご)市長と防災担当の職員は19日朝、岡谷市内2カ所の災害現場に立つ「土砂災害伝承之碑(でんしょうのひ)」を訪れ、犠牲者に黙とうを捧げました。

2006年7月19日に発生した豪雨災害では、岡谷市の湊(みなと)地区や川岸地区などで土石流が発生し、8人が死亡したほか多くの建物が被害を受けました。

■今井竜五岡谷市長
「災害は繰り返し起こるということを前提に安全安心なまち作り進めていく」

災害発生まで4基だった岡谷市の砂防堰堤は7月に42基目が完成し、さらに3基の建設が計画されています。