18日午前6時ごろから警察と消防、消防団からなる捜索隊32人が登山ルートを探したところ、山頂付近で呼びかけに反応する声があり男性を発見しました。

見つかった時、男性はおよそ10メートル下に滑落して自力で登れない状態だったということで「暗くなって道を外れてしまった。足を取られて身動きできず、動くと迷うからとじっとしていた」と話したということです。

大きなけがはなく、軽い脱水症状が見られ病院で治療を受けています。

なお、男性の携帯電話は充電切れの状態でした。

勝山は標高256.1メートルで、戦国大名の毛利氏が尼子氏攻略の拠点とした京羅木山(標高473メートル)の砦の一部でした。
尼子氏の居城だった月山富田城とは飯梨川を挟んで向かい合う位置にあり、古城巡りを趣味とする人たちの人気を集めています。