18日、富山県では4日連続で35℃を上回る猛暑日、そのうち富山市の観測地点では3日連続の猛暑日となりました。一方、19日の夜遅くからは広い範囲で大雨となりそうです。

記者:「18日正午をまわった富山駅前です。かんかん照りの日差しと地面からの照り返しで逃げ場のない暑さです」

18日の富山県内は高気圧に覆われて気温が上がり、富山市では正午過ぎに35.4℃を観測。そんななか、人気の海水浴場のひとつ、氷見市の島尾海浜公園には、この時期限定で臨時交番が設置されました。

臨時交番には、監視員と看護師が常駐するほか警察官は、1日2回は周辺を巡回し海水浴場で起こりやすい“置き引き”や“車上荒らし”、“飲酒運転”などを防ぐためパトロールを強化します。

チューリップテレビのまとめでは、18日午後5時までに30代~90代までの男女8人が熱中症とみられる症状で搬送され、うち3人が中等症となっています。

富山地方気象台によりますと、19日夜のはじめ頃から20日にかけて、県内の広い範囲で1時間に30から40ミリの激しい雨となる見込みで、特にこれまでの大雨で災害があった地域では地盤の緩んでいる所があるため、土砂災害や低い土地の浸水河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。