BPOの放送人権委員会は、あいテレビのバラエティー番組に出演していたフリーアナウンサーからの申し立てについて、人権侵害は認められないとする見解を示した上で、出演者が悩みを相談できる環境整備などを要望すると発表しました。
BPOに人権侵害を申し立てていたのは、あいテレビが去年3月まで放送した深夜のバラエティー番組「鶴ツル」に出演していたフリーアナウンサーの女性で、他の出演者のセクハラ発言などによって精神的な苦痛を受け、自身のイメージが損なわれたと主張していました。
これに対し、BPOの放送人権委員会は、番組に社会通念上許される範囲を超えた性的な言動はなかったなどとして、人権侵害は認められないとする見解を示しました。また、放送倫理上も問題があるとまでは言えないと判断しました。
その上で、出演者が悩みを気軽に相談できる環境や職場でのジェンダーバランスなどの体制整備を要望し、放送業界全体に注意を促しました。
あいテレビは「決定を真摯に受け止め今後の番組作りに生かしてまいります」とコメントしています。
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