自然を身近に感じようと高知市の小学生が鏡川で魚釣り体験をしました。エサとなる虫も自分たちでつかまえ、元気いっぱいに地域の豊かな自然を感じていました。

魚釣りの体験学習をしたのは高知市の土佐山学舎の4年生です。土佐山学舎では総合学習の一環で、地域を流れる鏡川の生き物などを通じて、自然について学んでいます。

18日は魚釣りを体験。水の中の、石の裏にいるトビゲラの幼虫を自分たちでつかまえ、釣りのエサにします。使う竿は、土佐山の竹で作られたもので、長さおよそ5m。子どもたちはエサの幼虫に少し怯えたり長い竿の扱いに苦戦したりしながら魚釣りを楽しみ、地域の豊かな自然を全身で感じていました。

「(Q.笹竹はどう?)結構やわらかいから、ちょっとだけ難しかった」
「虫がちょっとかわいそうと思ったけどつながって生きてるんだなと思った」

土佐山学舎では9月にも、鏡川でアユ釣りの体験をする予定で学んだことを11月ごろに発表する予定です。