高知県中土佐町で生産されている七面鳥を使った新たな丼が完成し、須崎市の道の駅で提供されることになりました。旨みが凝縮された、濃厚な味わいが楽しめます。

1987年から中土佐町大野見地区で生産されている七面鳥「しまんとターキー」。日本ではほとんど生産されておらず希少な食材ですが、今シーズンはこれまでで最も多い1000羽の出荷を予定しているなど知名度が高まっています。そんなしまんとターキーを身近な食材として味わってもらおうと、中土佐町のとなりまち須崎市の道の駅で新たなメニューが提供されることになりました。

それがこちらの四万十ターキー丼。七面鳥の胸肉とモモ肉を卵でとじた丼です。味や食感の違いが楽しめるほか、上に乗った卵白を泡立てたメレンゲと黄身をくずすと濃厚な味わいに変化します。

(木岡真理奈アナウンサー)
「四万十ターキー丼、いただきます。うーん、お肉の味が濃いです。もも肉は食感がしっかりしているが、かたいというわけではなくお肉の旨味がぎゅっとつまっています。胸肉もしっとりしていて七面鳥を食べたのは初めてですが驚きです」

18日の試食会では自治体や観光協会の職員に丼が振る舞われ、好評な様子でした。

(大野見七面鳥生産組合 松下昇平 組合長)
「日本ではまだなじみがない食材だと思うので、一口食べていただいて、そこからちょっとでもお肉に興味を持ってもらって、どんなところで育っているのか、オンラインストアで販売しているお肉で自分で作ってみようというところまで広がるとうれしい」

四万十ターキー丼は、7月22日から9月末まで道の駅かわうその里すさき2階のレストランで提供されます。