警察官の仕事に興味を持ってもらおうと高知市の警察署で体験型の就職説明会が開かれました。
体験型就職説明会「オープンポリス」を開いたのは高知南警察署です。幅広い世代の人たちに警察の仕事を知ってもらおうと開かれ、警察官を目指す子どもたちや専門学校生らが参加しました。
参加者は事件や事故現場の捜査で行われる指紋や足跡の採集のほか、犯罪を取り締まるための船に乗り込むなどし、普段は経験できない警察業務の体験に興味津々の様子でした。

(参加者)
「けいさつのふねのって、きどうたいのバスのった!(けいさつは)かっこよかった。しゃりょうもかっこよかった」

(専門学校生)
「県警を目指しているので見学に来ようと思ってきました。各警察のことが知れていい経験になったと思います」
県警によりますと県内では近年、少子化を受けて警察官を目指す人が減ってきていて、昨年度、警察官採用試験を受けた人の数は10年前に比べ7割ほどだったといいます。
(高知南警察署 尾形久美 警務課長)
「若い世代の子どもたちが警察官を目指していただき、高齢者の安全安心を守るため住みやすい高知県をつくっていただれば」
参加型就職説明会は来月4日に県警察学校でも行われる予定です。